2017年9月20日、まだ日差しは暑さは残るものの一雨経るごとに、吹き抜ける風に深まる秋の気配を感じるようになった現場では、今月「モックアップ」製作という大事なプロセスが行われました。

「モックアップ」とは一般的には聞きなれない言葉ですが、「実物大の模型」のことを指します。定点写真のほぼ中央部のクレーン脇に新たに足組が組まれていますが、ここで屋スポの顔ともいえる「木造の屋根」部分のモックアップが組まれたのです。

実は屋スポほどの大きな規模の屋根を、集成材ではない無垢の木材で造るのは日本ではこれまでにほとんど例がありません。日本で初めてのことも多いので、いろいろな手順を確認するため、実物大で試作し検証しています。木材はもちろん県産の杉材です。

特に難しいのは、木材を使用してなだらかなアーチ型構造を実現することです。鉄骨造であれば形はいかようにも加工できますが、大きな木材でカーブを描くのは大変難しい技術です。木と対話しながらの作業を無事に終え、見事にモックアップが完成しました。

現場ではこのように「屋根トラス」を外からご覧いただけます。大銀ドームにお越しの際はぜひご覧ください!