7月31日、本日はジャッキダウンという大きな節目となる工程が実施されました。

トラス架構工事において、トラス自体の重さを支える構造が完成するまでは、支保工によって支えられているとお伝えしましたが、直接的には、このように支保工の上に設置されたジャッキにより、トラスが支えられている状態でした。

今日はそのジャッキをバランスよく少しずつ下ろしながら、トラス構造のみで重さを支えることができる状態にする、大変重要な工程です。

1本のトラスは12本のジャッキで支えられています。例えば1箇所のジャッキのみを一度に緩めて下ろしてしまうと、他点に負荷が集中し、バランスが保てず不具合につながりかねません。

そこで12点を一斉に、そして少しずつ(6ミリずつ)下げることで、トラス全体に対し、均等に圧縮力がかかるように進めていく必要があります。

地上では計測チームが、自動計測値をPCで確認し、結果を支保工上の作業チームと共有しながら進めていました。地上3階建ての大きな構造物ですが、ミリ単位での調整に神経を使いながら、丁寧に作業を進めています。屋スポは日本でも最大規模の木造トラスであることから、慎重に作業を進め、今回のジャッキダウンは予定通り完了しました。