2018年4月26日の現場です。いよいよ国内最大級の無垢材でできた屋根トラス架構工事が本格化しています。

以前2017年9月定点写真記事(2017/9/20 定点写真)でも、屋根トラスのモックアップ製作と公開展示についてご紹介しておりましたが、

モックアップ製作による種々の検証を経て、ついに本番を迎えました。

1本のトラス架構の長さは最長約72メートルになるため、そのままでは長すぎてクレーンで持ち上げることは困難です。

そのため、図のように一本のトラスを4ブロックに分けて地上で組み立てます。

 

こちらは図で薄茶色と薄緑色で示された部分のブロックです。地上で組み立てを行っています。(地組み)

地上で組み立てたブロックを大型クレーンで持ち上げます。

各ブロックを支保工構台の上でつなぎ部分を組み立て、一体化します。これが屋根トラスの架構工事の流れです。

こうして一本のトラスが完成しました。生きている木材を使用して、複雑な曲線を実現するためには高い技術を必要とします。

それゆえに温かさと美しさを兼ね備えた、優美な造形が、見る者の心を揺さぶります。

これから多目的競技場には全部で39本の屋根トラスが架構されます。成長が楽しみですね。